キャバ嬢の基本であるテーブルマナー、理解しているようで理解していない方も多いのではないでしょうか？そんな基本のテーブルマナーや接客のポイントをキャバ嬢初心者さんでもわかりやすいようにご紹介します。

キャバ嬢のテーブルマナーは以外とプライベートの飲みの場でも役立ったりしますので働いていない方も参考になるかもしれません。

夜のテーブルマナーはキャバ嬢の基本

これからキャバクラに働こうと考えている女の子はキャバにもテーブルマナーがあるのをご存知ですか？日本食には日本食のテーブルマナー、フレンチにはフレンチのテーブルマナーがあるようにキャバクラにも独自のテーブルマナーがあるんです。

やっぱり女の子にもちゃんと接客できないキャバ嬢嫌い～なに人形みたいに座ってるの？肘つくな！テーブルマナーできてない！そーゆーとこばっか見ちゃう（笑）だってお金もらってるんでしょ？

— ゆなたん (@yuna0824yuna) March 14, 2016

テーブルマナーが出来るキャバ嬢は指名に繋がりやすい

キャバ嬢の基本のテーブルマナーがしっかりと出来ている子は指名に繋がりやすいと言われています。キャバのテーブルマナーはテーブルの上をキレイに保つためのマナーでもあるのでお客さんが楽しく飲むためのルールでもあります。

数年間指名し続けてるキャバ嬢のところ行ってきたんだけど行くたびに行ってよかったと思える。テーブルマナーがしっかり出来てるキャバ嬢をその子以外あまり見たことない。別にテーブルマナー気にしてる訳では無いけど最近の子はマドラーの混ぜ方も知らないのかなぁてちょっと思っちゃう。

— た様 (@t2y888) November 15, 2017

キャバ未経験者はキャバ嬢のテーブルマナーを覚えよう

キャバ未経験の女の子や初心者キャバ嬢はしっかりとキャバのテーブルマナーを覚えるようにしましょう。お店でもテーブルマナーは教えてくれますが完全にすべてを教えてくれるわけではありません。基本だけでもしっかりと理解することで、仕事もしやすくなりますしお客さんに褒められちゃうこともあるかもしれませんよ。

夜自体はもうすぐ一年経つけどキャバは始めたばっかだから手探り😿テーブルマナーとかサインとか聞かれなきゃ教えないスタンスの店だから最初びっくりした😿

— よみ (@tro_esa) April 28, 2020

初心者キャバ嬢が覚えるべきテーブルマナー＆ポイント

最初から全て完璧にこなすことはなかなかできることではありません。

覚えておきたいポイントだけまずしておくだけでも余裕を持って接客できるようになります。

おしぼりの基本ポイント

おしぼりはお客様がお店について一番最初に受けるサービスです。基本中の基本ともいえるテーブルマナーの一部なのでしっかりと覚えて慌てることのないようにしましょう。

◇お客様が席についたらおしぼりを渡す

お客様が席にいたときにキャバ嬢はボーイさんからおしぼりを渡されます。そのおしぼりはお客様に渡すためのものなので、ボーイさんから受け取ったらパッと両手で広げてお客様に手渡すようにしましょう。この時に笑顔を忘れてはいけません。

◇お客様が使い終わったおしぼりは店のルールに従ってたたむ

お客様が使い終わったおしぼりはぐちゃぐちゃのまま放置せず、たたんで既定の場所に置くようにしましょう。おしぼりのたたみ方のルールやテーブルマナーはお店によってやり方が違うので他の女の子の真似をしたりお店の人に教えてもらうようにしましょう。

◇おしぼりの種類を覚えて活用する

おしぼりには様々な種類があります。用途はそれぞれのおしぼりによって違うので種類を覚えて臨機応変に対応するようにしましょう。

[おしぼり/あつしぼ]

お客様がご来店されたときや新しいおしぼりが欲しい時に使います。基本的には温かいおしぼりのことを指します。

[つめしぼ]

お客様が酔いすぎた時や暑い季節に使うことが多いおしぼりです。冷たいおしぼりのことを指します。

[かわしぼ]

お酒をこぼしてしまったときに使用するおしぼりのことです。乾いたおしぼりのことを指します。お店によってはかわしぼではなくダスターを使用することもあるのでお店の人にお酒をこぼしてしまったときは何を使うのか確認しておきましょう。

たばこ＆灰皿の基本ポイント

たばこ＆灰皿にもテーブルマナーがあることをご存知ですか？最近はアイコスなどの電子タバコを吸うお客さんが増えてきているのでタバコのテーブルマナーを使うことも減りましたが、覚えておいて損はないのでしっかりと基本のポイントを覚えるようにしましょう。

◇お客様がタバコを吸おうとしたら火をつけてあげる

お客様がタバコを吸おうとしているときはお客様のタバコの火をつけてあげましょう。タバコの火をつけてあげるのも大切なテーブルマナーです。火をつける時はお客様の前で付けてしまうと危ないので、自分の前で火をつけてからお客様の方に差し出すようにしましょう。マッチで火をつける場合は自分の方にマッチウィくようにしてつけると火が付きやすいですよ。

◇灰皿は吸い殻が2～3本溜まったら交換する

お客様がタバコを吸い始めたら灰皿をお客さんの前に置くのも大事なテーブルマナーですが、吸い殻にも気を付けなければいけません。お客様がタバコを吸って吸い殻が出たら2～3本ごとに交換しましょう。灰皿を交換するときのポイントは吸い殻がたまった灰皿の上に新しい灰皿を乗せて、自分の方に引き寄せてから古い灰皿だけをテーブルの隅に置きましょう、そして新しい灰皿をお客様の方に戻すことでスムーズに灰皿を交換することができます。

◇自分が喫煙したい時はお客様の了承を得る

お客様のテーブルについていて自分もタバコを吸いたくなったときはお客様に了承を得ましょう。ただしこれはお店で喫煙が許可されている場合限定ですので、もめ事に発展しないためにもお店の人にどのような場合は喫煙が許可されているのか確認を取りましょう。

▽ボトルセットの基本ポイント

基本のテーブルマナーもそうですがテーブルの上のボトルセットに気を配ることも大切なことです。テーブルの上には必ず以下のものを揃えておくようにしましょう。ボーイさんが忘れている場合もあるので随時チェックしましょう。

・アイス

・ゲストグラス

・レディースグラス(店によってない場合もあり)

・マドラー

・ハウスボトル

・割モノや水

◇ボトルのラベルは必ずお客様の方へ

ボトルセットをするときのポイントははハウスの焼酎などのラベルを必ずお客様の方に向けることです。ボトルの向きが逆だと気にするお客様もいらっしゃいますよ。

◇ボトルセットは自分の手の届く範囲に配置しておく

ボトルセットな必ず自分の手の届く範囲に配置しておくようにしましょう。多くの店でボトルセットの下にトレイや敷物をしていると思うのでまるまる自分側に引っ張ってきてしまえばらくちんですよ。一緒の席に着いた子がいる場合はちょうど両方から届きやすい範囲に移動させましょう。

▽お酒作りの基本ポイント

お客様はキャバクラにお酒を飲みに来ている訳ですからお酒作りはキャバクラでとても大切なサービスです。お客様にお酒を作るときもテーブルマナーやポイントに気を付けてサービスするようにしましょう。

◇お客様用のグラスとキャバ嬢用のグラスを間違えない

お店によってはフリーのお客さんの時にキャバ嬢もハウスを飲む習慣のあるお店があります。そんなお店ではお客様用のゲストグラスとキャバ嬢用のレディースグラスがあるのでお客様にお酒を作るときに間違えないようにしましょう。

◇グラスは氷で冷やしてから使う

お客様にお酒を作るときはすぐにお酒を注がずアイスでグラスを冷やしてから入れるのがポイントです。お酒を作るときはアイスを入れてマドラーで混ぜてお酒と割モノや水を入れるという順番を覚えておきましょう。

◇お客様のグラスの中身が半分以下になったら作り足す

お客様の飲み物が半分以下になったらなくなる前に作り足すのがキャバ嬢のテーブルマナーの基本です。グラスが空になってからだと失礼に当たる場合もあるので注意が必要です。

キャバ嬢の基本のテーブルマナーを活用して売り上げにつなげよう

キャバ嬢の基本となるテーブルマナーはしっかりと覚えることで損をする事がないものです。テーブルマナーがきちんとできているキャバ嬢のテーブルはきれいに整頓されていて他から見てもキレイに見えますのでお客様も楽しく飲むことができます。しっかりとキャバ嬢の基本のテーブルマナーとそのポイントをおさえて指名につなげられる接客をしましょう。