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女性ホルモンのメリットデメリットは?減少する原因と対策も徹底解説!

公開日 2020.04.09 更新日 2024.05.19
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女性ホルモンのメリットデメリットは?減少する原因と対策も徹底解説!

女性が健康的な生活を送ったり、生理や出産を経験する上で欠かせないのが「女性ホルモン」です。ですが、この女性ホルモンがそもそもどういったもので、どんな働きをしてくれるのでしょうか?メリットデメリットはあるのでしょうか?また、女性ホルモンが減少する原因や対策などはあるのでしょうか?今回の記事で詳しく解説していきます。

女性ホルモンとは?

女性ホルモンは「エストロゲン」と「黄体ホルモン」と呼ばれている2つのホルモンのことを指します。エストロゲンは、胸や子宮といった女性の体の成長を助け、骨密度を維持し、悪玉コレステロールを低下させる働きがあります。肌のハリや弾力を保つ働きも、エストロゲンによるものです。

一方で、黄体ホルモンは受精卵が子宮に着床しやすい状態にしたり、体温を上昇させる働きがあります。2つのホルモンは月経周期でそれぞれのバランスを変えながら女性の体をサポートしているのです。

女性ホルモンのメリットデメリット

女性ホルモンは月経周期でバランスを変えていくため、ホルモンの分泌量によって女性の体調や気持ちが変化します。女性ホルモンによって引き起こされる生理も、「生理前や生理中は、ついイライラして人に当たってしまう。」、「眠たくなって仕事に集中できない…。」と悩む女性も少なくありません。

また、生理の3~10日前からPMS(月経前症候群)で不安感や頭痛、手足のむくみなどを感じる女性もいます。こういった症状に悩んでいる女性にしてみたら、月の3分の1以上は女性ホルモンのバランスの変化で体調や気持ちが整わない状況が続くことになり、ストレスを感じてしまうでしょう。そういった意味では女性ホルモンによるデメリットであるといえます。

とはいえ、女性ホルモンが少なくなってしまうと、骨密度も維持できなくなってしまうので、骨粗しょう症になりやすくなったり、無月経になる場合もあります。そうなると妊娠にしにくくなるだけではなく、骨が弱くなりやすくなるので、背中や腰に痛みを感じる場合もあります。また、女性らしい肌のツヤや弾力なども失ってしまうことにもつながります。

女性ホルモンのメリットは、女性らしい体つきや肌にしてくれるところと、子どもを産む大事な器官を守ってくれたり、着床しやすいようにしてくれることです。ですが、先述した通り、ひと月の3分の1を、不安感やイライラと共に過ごすのはなかなか苦しいものです。女性ホルモンが引き起こす症状と、それに対する対策を身に付けておけば、もっと有意義に毎日を過ごすことができますよ。

女性ホルモンが減少する原因

では、女性ホルモンが減少する原因には、一体どのようなことが挙げられるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう!

更年期によるもの

女性は閉経の前後5年間、合計10年間に渡り、更年期となります。この時は、女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減少し、異常発汗やイライラ、肩こり、疲労、頭痛、腰痛などが起きやすくなります。

暑い夏はつい冷たい飲み物を多く飲む用になります。そうなると体が冷えてしまい、結果的にホルモンバランスが乱れたり、減少することもあります。夏は特にホルモンのバランスが乱れたり、減少しやすい時期なので、暑くても体を冷やさないように常温の飲み物を飲むなど日頃から気を配ることが大切です。

喫煙

タバコを吸うのも女性ホルモンを減少する原因のひとつです。タバコに含まれているニコチンやタールは、女性ホルモンを作るための酵素の働きを低下させます。タバコは生理不順につながったり、妊娠率の低下も招くことが分かっています。禁煙者と比べると、喫煙している人は閉経が平均して2年早いなど、卵巣や子宮に与える影響は多くあります。

ストレス

私たちが日頃生活をする上で抱えているストレスも、女性ホルモンが減少する原因に関わっています。卵巣にホルモンの分泌を促す脳の視床下部は、ストレスのダメージを受けやすい場所なので、ストレスが強すぎると、卵巣へ指令が出せず、女性ホルモンも分泌されなくなってしまうのです。

女性ホルモンが減少した時の対策

女性ホルモンが減少した時に、できる効果的な対策とは一体どのようなものなのでしょうか?こちらも順番にチェックしていきましょう!

毎日同じ時間に起きる

寝る時間は違っても毎日同じ時間に起きるように心がけましょう。休日と平日では起きる時間が違う女性も多いともいますが、そういった方も時差を1時間くらいに留めておくとホルモンバランスが整いやすくなりますよ。

就寝する2時間前は、スマホやパソコンを見ない

スマホやパソコン、テレビなどから発せられるブルーライトは交感神経を刺激します。睡眠はできても、質が良くない睡眠になってしまい、結果的に疲れも取れません。睡眠時間がキープできないと、女性ホルモンバランスの乱れや減少につながるので、就寝2時間前はそういったライトに触れないように心がけるのも対策のひとつです。

ちょっとした運動を心がける

30代後半から、女性ホルモンは緩やかに減少していきます。女性ホルモンの一種である「エストロゲン」も少なくなり若いころと比べると代謝が落ちていきます。30代後半からは、対策として、毎日できる軽い運動を心がけるようにしましょう。目安は1日30分。1日10分は歩くようにする、テレビを見ながらスクワットをするなど、細切れ運動で良いので、毎日続けられる運動をしてみてください。

家事は手抜きも大事

家にいる女性は、つい家事を一生懸命やりがちです。ですが、全部完璧にしようとすると疲れてしまいますし、ストレスも溜まります。生理前や生理中の体が辛い時は、手を抜けるところは抜いて、自分の体調を第一に考えましょう。現在はルンバや自動食洗機なども多いので、そういったものを活用して、自分の時間を作るようにしてみましょう。

できる限りリラックスする

あなたが好きな趣味などを、体調が辛い時こそすることで気持ちが穏やかになります。漫画の一気読みやDVD観賞、旅行など何でも良いので、自分がやりたいなと思うものをリストアップしておくと、日々の楽しみになって、辛いことがあっても頑張れますよ。仕事と休日のメリハリをつけることで、休日をゆっくり過ごすことができるので、女性ホルモン特有のイライラや不安感も和らぎ、女性ホルモン減少の対策にもつながります。

イソフラボンやビタミンCを摂る

ホルモンバランスが乱れているな、減少しているのかな?と感じた時、食生活の対策でおすすめなのは、イソフラボンやビタミンCを摂ることです。イソフラボンは大豆なので、豆腐や納豆を食べるのも良いですし、コンビニに売っている豆乳ドリンクを飲むのもおすすめです♪また、ビタミンCが多く含まれるミカンやキウイ、柿などを食べるのも良いです。
ビタミンCは美肌効果も期待できますし、ストレスを和らげてくれるので日頃から摂るようにしてみてください。

まとめ:毎日の健康習慣が何より大事

女性は、女性ホルモンのメリットデメリットと、いつも隣り合わせで生活をしていかなければなりません。体調が悪くなったり、イライラしたり…。悩んでいる女性にとっては嫌になるかもしれませんが、もしかしたら、ちょっと生活習慣を変えるだけで改善できることもあるかもしれません。ご紹介した対策を参考に、ぜひ女性ホルモンとうまく付き合える方法を探してみてくださいね。

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